新民家は、今ある古民家を解体し、取り出された古材を活用し建て替えた木造住宅で、50年後に「古民家のように長期間住まい続けることが可能な新築木造住宅」のことです。

国産自然乾燥材の活用、ハンドプレカットによる手刻み加工による建築構法を採用し、古民家を支えてきた古材を活用して、強固で持続可能な循環型建築を実現する”地球環境”と”人”にやさしい住宅です。

環境に配慮し、長期間利用が可能な資材で建築することで、スクラップ&ビルドのような安価な建築ではなく、古材が活用され長く住まうことが可能な高付加価値の住宅を提供することができるようになります。

木造の住宅は、環境はもちろん、人間の生活にも良い影響を与えることが様々な実験によって証明され、木造住宅の家が注目されています。
古民家を支え続けてきた古材や地域の資材を活用し、木本来の強みを最大限に出せる職人の技が活きる新民家だからこそ、引き継がれてきた想いを継承しながらより良い住まいで暮らすことができます。

古民家を建て替えることで、古民家に使われていた古材の再活用が可能になります。
古材を活用することによって新しく購入する木材にかかる費用が減り、実質解体費用が無料となります。

※物件の規模や状態などにより解体費用が発生する場合もございます。

新民家は、国土交通省の「平成29年度地域型住宅グリーン化事業(長期優良住宅)」に採択されております。
この制度により、地域材を60%以上活用する新民家には最大150万円の補助金が活用できます。

※長寿命型 100万 + 主要構造部に地域材使用 20万 + 三世代同居 30万の場合150万となります。

古材を再活用することで古民家にあふれていたおじいちゃん、おばあちゃんとの思い出を新しい家でも感じることができます。
家族の歴史をつなげていくことができる家です。

古材を活用することで、新たな輸送コストや二酸化炭素の削減ができ、結果的に建築費の低減にもなります。また古材は新材より強いので建物の強度にも関係します。

古材で全ての構造材が補えるわけではないので、新しい材も購入いただきますが、地域材を活用します。地元の自然乾燥された構造材は古民家と同じく地元の気候風土にあった長期間使用可能なものです。

新民家の家は全て機械加工によるプレカットではなく、ハンドプレカット工場の熟練の大工が手刻みで加工した構造材を使用します。
自由な間取りが可能で、地震に強く長持ちする骨組みを提供します。

新民家は古材を始め自然素材を使った体に優しい住宅です。
無垢のフローリングや、漆喰の壁、オーガニックな素材を使った内装仕上げに、長期間耐用できる粘土瓦や外装材。
古民家の知恵を最大限活かしつつ、現代の技術を取り入れ、省エネルギーで快適な住まいを提供します。

国が推し進めている、住まいの品質・住まい方を考える「住生活基本法」にうたわれている住教育について、一般社団法人住教育推進機と連携しながら推進しています。
家族のあり方、住まい方などについてのご提案や、古民家の相続、実家の片付け、整理収納のアドバイスやライフプラン(今後の生活設計)などについてもご相談いただけます。専門家の派遣も可能です。

新民家と認定された住宅には、一般社団法人古材リユース推進協会より「新民家証明書」が発行されます。

新民家の証明書があることで、国産自然乾燥材を使った木造住宅であることが証明されるので、ユーザーの方も安心して住まうことができます。

解体時に取り出された古材には、製造物責任法(PL法)にともなう10年間の保証を付けているので、安心して古材を使用することが出来ます。

建てられた新民家には、「50年後構造材の買取保証」もつきます。こちらは、将来、年月がたち構造材が古材となった時に、構造材として買取させていただくことが可能になります。

この制度によって、将来、構造材がより強くなった時に、様々な形で次世代へと生かしていくことが可能になるのです。

※新民家は商標登録された古民家建て替えのブランドです。